12月の投資戦略

12月の投資戦略

過去の傾向から見ても、12月中旬以降というのは強烈に上がりやすい時期といえます。個人投資家に人気の新興株も見た目の数字以上に上がっていきます。

ただ、同じ12月でも初旬と中旬以降では景色が全く違うということを押さえておいてください。
実は、12月初旬は一般に11月までと同様に下落する傾向があります。これには税金の影響があります。
すなわち、利益を出している投資家が、損をしている銘柄を売ると、損益通算により税金を減らすことができるのです。その制度を活用するために、節税対策の売りが集中し、株価が下落すると考えられます。

それに対し中旬以降は一気に買われるようになります。クリスマスを間近に控え海外投資家が休みに入るため、国内市場は個人投資家主体となってきます。個人投資家はボーナスを手にするなど、資金的に余裕が出てくる時期です。そのため、年内の残りの期間を使って売買が盛んに行われるのです。
また、12月はIPOが1年でもっとも多い月として知られています。そこに資金が集まるのはもちろんのこと、その上場銘柄の業種からの連想により、バイオや製薬、人口知能などのわくわくするような銘柄にも積極的に投資されます。

したがって、12月中旬以降は積極的に投資すべき時期であるといえます。ただし、11月の下旬からのトランプ相場で今年は例年に比べ全体的に高い株価にある考えられるので、ネットや四季報などを利用して好業績の銘柄を選別し、12月上旬の押し目買いを狙うのがいいかもしれません。