株式投資について

1 株式投資の必要性

デフレ脱却と持続的な経済成長を目指すため、安倍政権と日本銀行は2%というインフレ目標を設定し、大規模な金融緩和を実施してます。

そのため、もし物価が2%ずつ毎年上昇すると、お金の価値はその分下がってしますことになります。

したがって、インフレにも強い方法で資産運用する必要があるのです。

その点、株式投資はインフレに強いため、上手に利用することが必要となります。

2 株式投資で得られる利益

株式投資で得られる利益にはキャピタルゲインとインカムゲインという2つの利益があります。

キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは値上がり益のことです。すなわち、安く買って高く売れた場合、その差額が利益となります。

インカムゲイン
配当など、株を保有している間に受け取ることができる収入です。独自の株主優待制度を行っている企業もあり、その場合インカムゲインは大きくなります。一方、新興企業などは配当や株主優待がない場合もあります。

株式保有中にインカムゲインを得て、売却時にキャピタルゲインを得るような投資も可能ですが、どちらを優先するか自分の投資スタイルを決めておくほうが、株式投資で成功しやすくなります。

3 株式投資の方法

株式投資は証券会社を介して行います。証券会社を通して株を売買する方法は主に2つです。

■対面取引
証券会社の営業担当者に電話や窓口で、口頭で注文する方法。投資に関して丁寧なアドバイスを受けられるうえ、コールセンターは土日も営業しているところもあり、サポートは充実しています。
しかし、取引手数料はネット取引と比べて割高です。

■ネット取引
インターネットを通して注文する方法。手数料が圧倒的に安いのが魅力です。そのため、少額でも気軽に取引でき、夜間でも注文を出しておくことが可能です。個人投資家の多くはこちらを利用しています。

4 株式投資のスタイル

一口に株式投資をいっても、そのやり方はいろいろあります。自分にとって、どんな投資スタイルが合っているのか考えてみましょう。

株式を保有する期間
デイトレード 1日で取引を終える
スイングトレード 数日程度で取引を終える
長期投資 1年以上じっくり保有

■投資先の個別企業
新興株 マザーズやジャスダックなどに上場する新興企業。値動きが激しい
大型優良株 時価総額が大きく活発に取引される銘柄。値動きは比較的安定的。
個別企業でなく、日経平均株価やTOPIXなどの指数で投資するとより安定的。

5自分にあった証券会社を探す

証券会社には大きく分けて店頭や電話で注文を出す対面型と、インターネットで注文を出すネット証券に分けられますが、手数料が圧倒的に安いネット証券がお勧めです。

ネット証券ではブラウザやスマートフォンのアプリ、専用取引ツールなどを使って取引することになるので、こうしたツールの使い勝手や見やすさも重要です。

なお、口座開設自体は無料で、必ず入金や取引をしなければならないわけではないので、気になる証券会社は全てに口座を開設して、アプリなどの使い勝手を比較するのもいいでしょう。

6証券口座の種類選び

証券会社が決まったら、次に口座開設をします。口座開設には1一般口座特定口座(源泉徴収あり)特定口座(源泉徴収なし)の3つがあります。

特定口座の場合は1年間の損益を証券会社が計算してくれるのに対し、一般口座は年間の損益を自分で計算しなければならないため、一般口座を選ぶメリットはほぼありません。

したがって、基本的には源泉徴収ありの特定口座が手間もかからないためお勧めです。なお、取引額が少なく、年間利益が20万円に満たないと予想される場合には、源泉徴収なしの特定口座を選択する手もあります。

NISA口座
上記の口座と別に、NISA口座もひとり1口座開設できます。しかし、以下の注意点があるので、NISA口座の利用はある程度株式投資を経験してから利用することがお勧めです。

NISAの注意点
1 口座はひとり1口座まで
口座を一度開設すると他の証券会社では新たにNISA口座は開設できません。

2 損益通算ができない。
損失がでても他口座との損益通算ができません。

3 損失の繰り越し控除ができない
他口座で損失が出れば、翌年以降に繰り越し控除できますが、NISAではそれができません。

4 損失が出ても非課税期間終了後に課税される場合がある